鉄板焼 日和メニュー作りに活かせています。
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オーナーシェフ 松尾太平さん Taihei Matsuo
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奥様 松尾美世さん Miyo Matsuo
福岡市の鉄板焼 日和さん。
ホテルのサービススタッフを経験ののち、自分の店を持つために和食料理店で修行。
同じく和食店でサービス経験を持つ美世さんとともに、開業されました。
- あやか
松尾さんとは親戚関係なので、以前からいとう養鶏場を知っていただいています。
とはいえ、開店される際に卵のオーダーをいただき嬉しかったです。- 松尾さん
食材は「九州産」にこだわっています。また、季節感を大事にしたいので、野菜などはその時期の旬のものを。そんな中、卵は年中定番の食材のひとつです。もともと知っている安心感もありましたが、他にも取引を決めた理由はありますよ。
- あやか
どんなところで決めてくださったんですか?
- 松尾さん
まず、シンプルに、美味しかったからです!きちんと卵の味がして、黄身も濃厚です。お肉やニンニクにも合うと思いました。鶏の飼料にこだわっておられるのも信頼できました。
「メニューにした時、お客様に
興味を持っていただける卵。」松尾さん
- 松尾さん
もう一つの決め手がこちらです。メニューを見ていただきたいのですが・・・。
- たいき
卵の名前をそのまま出してくださっていますね。
- 松尾さん
そうなんです。こちらは、ハンバーグランチの「あっぱれ卵のめだま焼きのせ」ですが、これはどんな卵なんだろうということで関心を持っていただけます。「満月のオオカミ」は特に変わった名前なので気になられるお客様が多いんですよ。鉄板焼はお客様と対面になることも多いですので、会話のきっかけにもなっています。
- あやか
商品の名前をそのまま紹介してくださっているのはとても嬉しいです。
5種類の卵があるのですが、鶏さんのご飯の成分を変えて違いを生み出しています。- 松尾さん
卵の個性がメニュー作りに活かせています。
また、この辺り(福岡市)では地元の卵ブランドがたくさんのお店で使われているので、いい意味でいとうさんの卵はレアなんですよ。見慣れたブランドではないことから「こんな卵があるんだね」と興味を持っていただいています。珍しさと名前の個性でお客様に気に留めていただけるメニューになっています。
- あやか
ご注文されたお客様の反応はいかがですか?
- 松尾さん
シンプルに、美味しいとの声をいただきます。美味しかったからとパンフレットを持ち帰られて、お取り寄せされた方もいらっしゃいますよ。
- あやか
それは嬉しいです。
- 松尾さん
もともと、いとう養鶏場を知っているという方がご来店されたケースもありました。
- あやか
私たちは料理して食べていただくことはできないので、こんな風にお店で美味しいメニューに変えていただき、いとう養鶏場を知っていただけるのはとっても嬉しいです。日和さんの人気に完全に乗っかっらせていただくかたちです。
飯テロコーナー
①ハンバーグランチ
with いとう君ちのあっぱれ卵
②ガーリック釜玉うどん
with いとう君ちのあっぱれ卵
- たいき
どちらも大満足です。ごちそうさまです。
- 松尾さん
一番人気はやはりコースメニューなのですが、締めや追加でこういった単品メニューも人気がありますよ。
- あやか
すでに2種類の卵を使い分けてメニューを設けてくださっていますが、他にこんな卵があったらいいなと思われることはありますか?
- 松尾さん
鉄板焼は調理しているところからお客様がご覧になられるので、見た目のインパクトは大切だと思います。例えば、黄身の色味が少しずつ違っていると喜ばれるかもしれません。
- あやか
グラデーションで並べると目を引きそうですね。そういわれると、鉄板焼は出来上がるまでがエンターテイメントですよね!
- 松尾さん
そうなんです。見た目が気になってお声かけいただくことが多いんですよ。
例えば、黄身が白っぽいんだけどとても濃厚など、そういう変わり種があれば、よりお楽しみいただけるかなと思います。- あやか
黄身の色は鶏さんのご飯で変わります。現状、天然の良い素材をメインに佐賀の食材を取り入れつつ飼料をブレンドしたものを使っていますが、鶏さんにも優しい素材で変わり種が作れるものを探してみようかな・・・。
- たいき
飼料の違いで卵の種類を増やしてきたので、その違いを飲食店さんでメニューとして活用いただけているのがとても励みになりました。ありがとうございます。最近、二人でタマリエ検定を受けてたまごソムリエを取得したんです。飼料についてもあらためて学びましたので、今後も考えていきたいです。試食もさせていただきありがとうございます。
- 松尾さん
ありがとうございました。また皆さんでいらしてください。